fault - SILENCE THE PEDANT ファーストインプレッション。デモを触って感じる、シリーズ最新作の力強さ

みなさん、ビルセリオ。
先日、fault SILENCE THE PEDANT(以下、STP)の体験版がきていたため、早速プレイする事にしました。
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fault シリーズ

先日書いた記事でも紹介したつもりだがあまりに杜撰な感じがあったため、改めて説明させていただこう。
fault シリーズは、「少年漫画を少女達でやる青年漫画調の冒険譚」がコンセプトとなっている。
そのコンセプトに恥じないような演出やシナリオ、そして立ち絵を独特なカメラの動きなどを駆使ししてプレイヤーを魅了させてくれるのが特徴のノベルゲームだ。
そしてその fault これまでに milestone one, milestone two above(上篇) を出しており、今回新しくデモがリリースされ、今年製品版が出る予定のものがfault STP というスピンオフだ。

fault STP について

fault シリーズのメインキャラクターとして出てくる、リトナというキャラがセルフィーネ姫のロイヤルガーディアン(要は専属の護衛)を務める前に、どういう過去があったか、を綴った物語となっている。
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舞台は、ナンバリングのものとは違い、ルゼンハイドというセルフィーネ達が暮らしている世界でのお話となる。
そこで、突如事件が起き、リトナは最も近しく親しい人であり育ての親でもあった祖父が亡くなったという一報を告げられる。
そこからリトナの生活は急変し、祖父のこともあってか自宅に篭る日々が続くようになり――――、そしてそこからがStPのお話となる。

ゲームとしてのfault

faultはノベルゲームなのだが、特徴的なのはその飽きさせないようにする工夫だろう。
彼ら曰く独自のカメラを使用しており、1枚の立ち絵を少年漫画のコマ割りのごとく駆使して動かして見せることで、1つのシーンの印象を上手いこと変えて見せるようにしているのだ。
最新作StPでも見受けられるが、CGの差分の多さも、飽きさせないひと工夫なのだろうか。
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さらにStPでは、ポイントアンドクリックといった所謂「しらべる」要素が増えたことで、よりゲーム的になったのも、ポイントだ。
ただ、この要素はあくまでfaultの世界を掘り下げるためのものなのでテンポを悪くするような作りにはしないとのことだ。 f:id:pado2donpan:20170722211651p:plain

また、ひと作品自体の長さもそこまでではなく、いわゆる「ダレ」がないようにつくられているといっていいだろう。
実際に触ってみると、その良さがわかるのでまだやってない人はぜひ触ってもらいたいところだ。

StPの第一印象

ようやく本題かよおせーよ。という貴重な私の記事を読んでくださる方の声が聞こえてきそうです、大変お待たせしました。 いやまあなんというか…ルーンの言葉を借りるならなんか…なんか…もう…!!めっちゃですねめっちゃ!
単純に背景凄い、解像度あげてみため良くなった、などなど小夏はれ氏のイラストの良さにさらに磨きがかかってる部分もそうですが、演出も更にパワーアップ!
体験版のday3の最後のリトナがかっこよすぎて僕の中二心がうずうずしちゃいました。
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あと冒頭の襲撃の「動いてる感」ね。
これ、わかってほしい。わかって。(何様だ)
ま、まあとにかくStP冒頭のあれをみて引き込まれないわけないじゃないですか…!
OPの入りも自然過ぎてびっくらこきましたね。
もう語彙がどんどん失われてく。
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とにかく、全体的に綺麗になって演出がぐわっとレベルが跳ね上がった感じありますね。 素晴らしいの一言では抑えきれません。
色々パワーアップしていてリリースが待ち遠しい体験版でした。

最後に

StPが出ようとしている今が、シリーズの1から始めるチャンスだと思っています。
できればサマーセール中に書き上げたかったのですが、プライベートが押して押して…申し訳ないです
更によきクラフターが増えることを願って、微力ながら紹介記事とさせていただきます。