Cat Quest ファーストインプレッション。 ニャんと面白いキャットベンチャー！
今回ご紹介するのは、Cat Quest というゲームです
ではでは、触った感じとか、どんなゲームかを紹介していきませう。
どんなゲーム
Cat Quest は、文字通り敵モンスター以外は大体出てくるキャラがネコな2Dのオープンワールドゲームとなっている。
オープンワールドといっても、所謂2Dスクロールゲームによくある「ワールドマップ」で完結していて、暗転することなく村に入ってそのまま休めたりクエストを受けられたりモンスターと戦闘したりするゲームだ。
クエストはメインクエストとサイドクエストの2種類からなり、サイドクエストは主に村などにあるボードから受注できる仕様で、クエストの難易度に応じて経験値やお金が報酬として手に入る。
色んなサイドクエストがあり、会話が個性的なものも多いので中々楽しいものとなっている。
メインクエスト
メインクエストとサイドクエストがあり、メインクエストはかつて世界を恐怖に陥れたドラゴンに立ち向かう「ドラゴンブラッド」と呼ばれるネコがいた。
そのネコがあるとき、突如として消えてしまう。
時は流れ、主人公は妹とともに航海している最中だった。すると突然、ドラゴンブラッドとかつて呼ばれたネコが現れ、お得意の魔法で船を滅茶苦茶にしたうえで、妹をさらってしまう。
主人公は妹を助けるために、ドラゴンブラッドと呼ばれるそのネコ、「ドラコス」を追う旅に出る。
戦闘
戦闘の主な操作は、武器攻撃、回避、魔法の3つだ。
また、パラメータとして「武器攻撃力」、「魔法攻撃力」、「ライフ」、「アーマー」が存在し、これらは装備している武器防具で大体が決められる。
なお、レベルもこれらのパラメータに影響してくるが、アーマーだけはレベルは関係ない。
この武器と防具が厄介で、手に入れるにはクエストをクリアして手に入れるか、洞窟みたいなダンジョンに入って中にある宝箱を開けるか、鍛冶屋(？)から宝箱をゲーム内通貨で購入する必要がある。
クエスト以外では手に入るアイテムはほぼランダムなのがネックで、これによってやりたい戦闘スタイルが狭められるのが少しどうにかしてほしかったかなと思った。
例えば宝箱から杖ばかり出てくると必然的に魔法の方が武器攻撃より強くなるので、武器攻撃に比重を置いてプレイすることが難しくなるので。
ただし、同じ武器防具を手に入れるとその武器防具のレベルが上がり、上昇パラメータも上がるという仕様は良いと思った。
元々、魔法攻撃の方が強いゲームではある。じゃあ武器攻撃の意味は？ということになるが、それは魔法を打つためのマナの仕様が助けてくれている。
このゲームでは、他のゲームのMPのようにマナを消費して魔法を打つのだが、このマナを回復するには武器攻撃をする必要がある。
また、このゲームの魔法は基本燃費が悪く、2,3発打てばすぐマナが空になってしまうレベルだ。
なので、このゲームでは武器攻撃も割と重要なので、魔法だけじゃ勝てないから気をつけてねと教えられるわけです。
だからこそ、ランダムな宝箱の仕様はもう少しどうにかしてほしかったという面も。
また、武器合成がないのも少しもったいない。
余談だが、高い魔法攻撃力の杖を持ってる筆者のデータでは、杖で殴り倒す物理魔法キャットが誕生してしまった。 おいおいFF10のクイックトリックユウナか。
また、全体的に戦闘自体は雑魚相手でも気が抜けない。それがまた面白い。
特に魔法をバンバン打ってくるモンスターには注意しなければ一方的に倒せると思ったらいつのまにかゲームオーバーになっていたみたいなことがたまにある。
アクションの中には回避があるとも先述したが、その回避がとても重要なゲームでもあると思う。
ちなみに、操作のレスポンスはよく、とてもキビキビ動くので安心してほしい。
ただ、素の移動が少し遅いかなとも思うので、回避行動が移動手段になっていたりもする。某ゲームのRTAかなにかか。
猫、ネコ、ねこおおお！
まあシステムもいいが、なんといってもこのゲームはネコだらけなことも魅力のひとつだ。
癖のある性格のネコ、人をだまそうとしているネコ、何者かに操られているネコ…色々な猫がいる。
勿論、妹をさらったドラコスもネコである。 主人公もネコだ。
こういったアートワーク等の良さに触れるという点で見ても、Cat Quest は価値があると言える。
気になった方はぜひ買って見て欲しい。
にゃーん。
