Lobotomy Corporation ファーストインプレッション。 ようこそロボトミーコーポレーションへ。ここでは職員の命は羽毛より軽い。

今回紹介するのは Lobotomy Corporation です。

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あなたはロボトミー者の管理人に選ばれました。アブノーマリティを管理し、エネルギーを生産しましょう

このゲームはアブノーマリティと呼ばれる収容施設に入れられた怪異な生物たちからとある「作業」をすることでエネルギーを獲得し、
そのエネルギーを1日に決まった数値以上集めて管理していく…といったマネージメント要素もあり、シミュレーションでもあり、若干のリアルタイムストラテジーな要素もあるゲームです。
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あなたは管理人「X」となり、このロボトミー社で多くのアブノーマリティを管理し、エネルギーを集めて1日を切り抜けていきます。
基本はマウスとキーボードのみ、それもクリックが大半なのでそこまで難しい操作もございません。
作業の中身でしょうか?ではその前に職員についてお話ししましょう。
職員は勇気(赤)、慎重(白)、自制(紫)、正義(青)という4つのパラメータを持っています。
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各パラメータはそれぞれ異なる特徴があり、左からHP(勇気)、MP(慎重)、作業成功率/作業速度(自制)、移動速度/攻撃速度(正義)の4つです。また、このパラメータはアブノーマリティの攻撃や職員の持つ装備の属性ともなります。
作業をしたいだけなら自制を上げるだけでよいかもしれないのでは、と思うかもしれません。しかし、作業中にアブノーマリティはちょっかいを出してきて、HPが減ったりMPが減ったりするときがあります。
また、時にアブノーマリティは脱走をするため、職員による鎮圧が必要です。なので、自制以外にもあげる必要が出てくるのでそこは気を付けましょう。
いざとなったら、SPACEキーを押して一時停止を押すと、時間が止められます。そこでじっくり考え、アブノーマリティに対処しましょう。
さて、話がそれてしまいましたが、アブノーマリティの作業は、それを行うことで各職員のパラメータを上げることが可能です。
ただし、アブノーマリティによっては作業結果がその作業ではエネルギーが貯まりにくいものなどもあります。気を付けましょう。
ここまできて説明が難しくてわからない?大丈夫です。あなただけでなく、どこか不穏な感じを出すアンジェラというAIや、各層ごとにいる「セフィラ」という部門管理者などがあなたのサポートをしてくれるでしょう。なにも心配はいりません。
チュートリアルなども始める前に行えますので、安心です。
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個性豊かなアブノーマリティたち

このロボトミー社では、各日付の始まりごとに、基本的にはランダムに選ばれた3つの中から選択いたします。
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色んなアブノーマリティがいます。なかには一見かわいらしい子だったり逆に友好的に見えるアブノーマリティもいるかもしれません。
しかし、管理人であるあなたは気を抜いてはいけません。いかに好感を抱こうと、相手はアブノーマリティなのです。油断せず管理することが第一となります。
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ときには、作業が上手くいかず、はたまたなにかしら条件を満たしてしまってアブノーマリティは脱走することもあります。
そんなときこそ落ち着きましょう。正しく落ち着いた行動をとることで、鎮圧は可能です。
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しかし、どんな管理人でもミスはつきものです。脱走させ、職員のほぼ全てが死んでしまった、といったこともあるでしょう。
そういった場合は、1日をやり直すことも可能です。安心しましょう。
職員を使い、犠牲にしてアブノーマリティに関して情報を得ましょう。「管理情報」を見ることで、どう対処し、どんなことに気を付ければいいか大体わかるはずです。

クリフォト暴走と試練

このゲームには、各フェーズごとに「クリフォト暴走」というものと、「試練」というものがございます。
そのフェーズに移行するには、アブノーマリティの作業を何回やると次のフェーズへ~といった風になっております。

クリフォト暴走

クリフォト暴走は、アブノーマリティが不安定な状態になる…みたいなものでしょうか。
各アブノーマリティの収容室がこの暴走に時々なることがあります。これを放置すると、アブノーマリティによっては脱走したりするので注意が必要です。
また、脱走しないアブノーマリティでも暴走を放置すると、その日貯めたエネルギーを幾ばくか持っていったりします。注意しましょう。
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試練

試練は、アブノーマリティ以外のこの施設を脅かす存在となります。
「初見殺し」な試練もありますが、基本的には鎮圧させることでエネルギーを貰うことができます。
これのためにも職員の装備は充実させましょう。

試行錯誤して管理しましょう。トライ&エラーはこの社では基本です。

上でも挙げたように、一日をやり直したり、あえて職員を犠牲にすることでアブノーマリティについて学んでいくことは多いです。
やるうえで職員はパニックになったり、死んでしまうこともあるでしょう。ですが管理人、あくまで目的はアブノーマリティの管理によるエネルギーの獲得です。
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ときには、収容したアブノーマリティに手が付けられなくなり、その周まるごとリセットもあり得るかもしれません。
ですが安心してください。職員が亡くなった際装備していた、などといった場合でないなら、装備やアブノーマリティの情報は引き継ぐことも可能です。
ある意味、そういうデザイン前提でもあるのがこのロボトミーコーポレーションです。
安心して無理だと感じたらリセットをいたしましょう。

最後に管理人へ

このロボトミーコーポレーションは、シミュレーションとしても楽しく、ストーリーも興味深く、また時間がとても吸われていく恐ろしいゲームです。
リセット前提、周回前提というのが賛否分かれるかもしれませんが、とても楽しくできたゲームです。
アブノーマリティはときにゲームシステムにも関与し…おっと、これは実際にやって確かめた方がよいかもしれませんね。
管理人のひとりである私も、リセットを駆使しまだDAY32ではありますが、楽しんでおります。(クリアしてないため、今回はファーストインプレッションとしましたが)
さあ、あなたもこのロボトミーコーポレーションで、アブノーマリティを管理し、よりこの会社を発展させましょう。
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