本ブログを読んでくださる方ありがとうございます。
今年ももう終わりということでなんだか段々月日が経つのが早く感じるなと思って数年。
ブログ記事の更新も大分間隔が空いてしまったのはそれだけ書きたくなるようなゲームに会えていないのか、はたまたものぐさが進んでいるだけなのか…多分後者ですね。
さてさてそれでは2023年に向けて2022年のおさらいをしていきましょうか。
- Inscryption
- NEEDY GIRL OVERDOSE
- Tales of Arise
- ELDEN RING
- グリザイア ファントムトリガー vol.8
- 龍が如く7 光と闇の行方
- ポケモンLEGENDS アルセウス
- 星のカービィ ディスカバリー
- モンスターハンター ライズ&サンブレイク
- SUPERHOT
- ゼノブレイド3
- ソウルハッカーズ2
- ビビッドナイト
- AI: ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ
- Neon White
- ENDER LILIES
- Disco Elysium
- Red Dead Redemption 2
- 終のステラ
- Persona 5 The Royal
- 赤い刀 真
- ジャッジアイズ 死神の遺言
- ロストジャッジメント 裁かれざる記憶
- fault - StP - LIGHTKRAVTE
- BLACK SHEEP TOWN
- 最後に
Inscryption
カードゲームとアドベンチャーを混ぜたような作品。
色々と秀逸だったけどARG要素は少しホラー味を覚えて複雑な感じだった。運要素はどうしても消えないからそこでマイナスになった。
NEEDY GIRL OVERDOSE
超てんちゃんを育成するゲーム。もといにゃるら氏のインターネットへの造詣を理解するゲーム。
エンディング色々見たけどまあやってよかったと思えるゲームでした。
Tales of Arise
久々のテイルズで色々と楽しめた。後述するゼノブレイド3でもそうだが、特にスキットやら戦闘やらこういう「みんなで旅してる」感を味わえるゲームは嬉しい。
敵が固いのはともかく、なんかモデリングが綺麗すぎて無機質というか不気味の谷寸前だったのが違和感。
ELDEN RING
これでオープンワールド初ですというのは評価に値するけど、結局閉所でボス戦やらせてプレイヤーを困らせたりストレスを押し付けるやり方はダークソウル時代から何も変わってなくてオープンワールドにする意味を感じなかった。
アプデで良くなったらしいけど、各mobのイベントフラグが複雑すぎることと長い癖に周回前提の作りもあまり好きではない。SEKIROがいかによくできているかを思い知らされるだけのゲームだった。
グリザイア ファントムトリガー vol.8
ここまで引っ張っておいてこのラスボス戦や消化不良感はなんかライターへの失望しかなかった。
先生以外全滅エンドの方が読後感すっきりするってなんかおかしい気がする。新キャラの女の子たちの扱いも上手くいってなくてエンジェリック・ハウルは二度起きないと痛感させられた。
龍が如く7 光と闇の行方
今年やった中でもかなり出来のいいゲームで満足だった。
新主人公の春日はこれからのシリーズはこの男がやっていくんだという世代交代と新たな龍の誕生をこの作品で味わえて感動している。
…だからこそ8の発表で桐生ちゃんが出てきて納得いってないんですどね
ポケモンLEGENDS アルセウス
久し振りにポケモンシリーズに手を出しました。色々と楽しめたしなにより2バージョン商法をやらなかったこと、対戦環境を作らなかったが故に通信交換で進化するポケモンは1人で完結するような仕様にしたこと、など新しいことを色々と試みていることは非常に好感の持てる作品でした。
一方でシステムであったりパフォーマンスの問題であったりRPGとしてみたときに粗のある作品であることは否めない。次のSVで2バージョンに戻した時はああまた当分ポケモンはやらないんだろうなと思ってしまった。
星のカービィ ディスカバリー
不満という不満が見当たらないとても優秀な作品でした。カービィというキャラの可愛さとアクションの面白さは鉄板。
突き抜けたモノこそないものの、誰にでも勧められるよくできたゲームだと思います。
モンスターハンター ライズ&サンブレイク
結局PC版も買って最初からプレイしてしまった。
何度も言うけど一緒にプレイできる人がいるだけでこのゲームのモチベーションって滅茶苦茶高まる。
サンブレイクはなんだかんだアイスボーンよりはしっかりしているDLCだと思っているので、今後のコンテンツ拡充に更に期待してます。
SUPERHOT
SUPER HOT SUPER HOT SUPER HOT SUPER HOT.
久し振りにこの手の1人称パズルをやった気がする。
話題になったのは大分前だけど何年たっても面白いものは面白いとよくわかる。
ゼノブレイド3
う~ん、なんというか探索とかサイドクエストとかそういう方面だと滅茶苦茶出来がいいのにメインストーリーの終盤で途端に風呂敷包み出すから変なことになる…
戦闘もメイン張ってた島本氏が引いたせいか、わかりやすく面白い分1や2, クロスと比べてそこまで研究しがいのある、深掘りできるシステムとはならなかったのはなんとも。
テーマが取っ散らかってたのをなんとか片付けようとして頑張ったけど、結果としてまとまりはしたけど要所要所の「いやあの思わせぶりなシーンなんだったの?!」ってなる場面があって…
あとこれは何度も言われてそうだけどもっと命を背負ってほしい(あのBGMを使ってほしい)し、シャナイアがラオさん味を感じることからもやっぱりクロスの匂いを感じるんですよねこのゲーム
自分は結果的に好きに落ち着きましたけど、やっぱりサイドクエストやってるかそうでないかで部分的に評価が分かれる作りは変えないといけない気もしてます。難しいですね。
ソウルハッカーズ2
ソウルマトリクスとかいう楽しくもない水増しのダンジョンを許してはならない
ビビッドナイト
お手軽ローグライク…いや今のジャンル的にはローグライトになるんでしょうか。それを味わえました。
キャラもキャッチーですし初めてのローグライトとしても楽しみやすい作品かと思いました。
AI: ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ
相変わらずこのシリーズはキャラを躍らせるのが好きですね?!ギャグ要素と本編のミステリ要素が十二分に楽しめて、それでいてSync関連のシステムもブラッシュアップ。
面白さが増えてストレスの減ったいい続編になったと思います。けど、開発がやりたかったことはあの裏エンドの方だと考えると、背筋が寒くなるというか恐ろしい作品だなとも思える。
あのエンドのインパクトはそれまでの軌跡を全て吹き飛ばすレベルでした。
Neon White
積みゲーになった作品その1。もうこの手のランク制ゲームは合わないんだなあと実感。
ENDER LILIES
積みゲーになった作品その2。メトロヴァニア、覚悟を決めないとクリアまでの体力が足りない…。
Disco Elysium
積みゲーになった作品その3。 マウス操作でちょろちょろ移動するの、単純につらかったからさぼってしまった。
ローカライズの品質は高いとすぐわかるのは良い。
Red Dead Redemption 2
積みゲーになった作品その4。P5Rが直近で発売なのが運なかった。来年はやりたい。
終のステラ
実は田中ロミオ氏が書いた作品に触れるのはこれがおそらく初めてだったと思う。
テーマにあるのは親子愛。不満らしい不満のないいい作品だったと思う。フィリアの行動には一部ストレスがあったものの、それは大体ジュードが言ってくれたし良きプレイヤーの代弁者でもあった。
でもやっぱり後述するゲームが自分の中ではあまりにも強すぎた。
Persona 5 The Royal
追加ボスの行動理念は非常に考えさせられた。結局は正義の押し付け合いでしかないなら追加ボスを止めたうえで怪盗団稼業もこれで終わり。
これが落としどころとしてはよかったんだなと。最後の明智は主人公に一矢報いたのかはわからない。ただバッドエンドの方が後味のいい終わり方してるのはどうかと思う。
赤い刀 真
なんとSteamなどでまさかの復活。衝動買い。しかしながら相変わらずSTG苦手なのを思い知らされた。
故・梅本竜氏のBGMをサントラでなくゲーム上で味わえるだけで満足かも。
ジャッジアイズ 死神の遺言
ストーリーは良いものの、バトルシステムであったりサブクエであったりそういう要素があまりにも荒削りすぎた。
また、肝心のストーリーも最後の最後は力押しでどうにかしたり裁判は弁護側も検察側もグルという茶番だしなにより最後まで八神は法廷に残らなかったりとなんだかなあ。
ロストジャッジメント 裁かれざる記憶
前作よりも遥かに難しく答えのないテーマを題材にした作品。前作と比べてシステム面は改善。チェイスや尾行など苦痛でしかなかった要素も改善。バトルは積極的にエンカウントしたいと思えるような仕様に代わった。
八神が後半澤先生への執着をなんでそこまでするのかは疑問だったが、前作の寺澤絵美の件を引きずっていると考えれば納得できる。それでも多少引っ張りすぎな気もするが。
だがこのゲームで「身勝手な正義は別の正義を押し付けられるだけ」という答えが聞けただけでおつりがくると思った。
fault - StP - LIGHTKRAVTE
久々にやってきたfaultシリーズ。 今回はカージというむっつり野郎が主観で進むお話。
カージを通してこの作品はリトナが抱えている葛藤などを伝えたかったのではないかと思う。
それでいて持つ者と持たざる者の違い、世界観の構築、演出の更なる強化など魅力的なところが見られたのはよかったと思う。
これで文章がもっとブラッシュアップ出来ていればなあとも思ってしまう。
BLACK SHEEP TOWN
今年のGOTYになります。
登場人物数十人を余すことなく書き上げた群像劇としての完成度は圧巻でした。
多少最初のハードルこそあるものの、テキストの読みやすさや展開のわかりやすさのおかげで没頭できました。
こんなに文量があって満足度も高いのに、ザッピングシステムがチャートの終わりを把握させやすい構造上終盤にはもう終わりなの…?!まだ終わらないでという気持ちにもなりました。
同じ瀬戸口廉也氏が手掛けている『ヒラヒラヒヒル』も楽しみで仕方ないです。
ネタバレあり感想は以下のリンクに。
最後に
2022年のGOTYは初めて出会った瀬戸口廉也作品が見事かっさらいました。
来年はゼルダ新作とゼノブレイド3DLC、その他色々…
まだまだ生きる希望が消える日というのは来ないでしょう。
2023年もよろしくお願いします。