グリザイア:ファントムトリガーのvol.1~5までやりましたよという感想

どうもおはようございますこんにちはこんばんは。
今年の夏は気温の変動が非常に激しく「嗚呼、休みたい…なぜこんなにも気怠い日に働かなくてはいけないの?そこのあなたはこの気圧でどうしてそんな平気でいられるの?」という思いを日々募らせる私でありました。
さてさてそんなどうでもいい自分語りはいいとして、今回は気になっていた「グリザイア:ファントムトリガー(以降、グリザイアPT)」についてSteamセールでvol.1~4まで安くなっていたので一気買いしたのと、
4までやったら5もやりたいと思ったので5も買ってやった話をしたいと思います。

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舞台は美浜学園という、ちょっとどころではない変わった"組織"

グリザイアPTでは、美浜学園という学校が舞台。 この美浜学園は、第3の法的執行機関、「CIRS」という、まあちょっと警察とか自衛隊には出来ないあれとかこれとかをやる組織の下請け的な組織です。
メインキャラの1人であり、この美浜学園に所属する蒼井ハルトいわく、「殺し屋学園」であり、「CIRSの人間が天下り先として利用するようなクソな人間が作ったクソみたいな組織」だそうな。
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そしてその美浜学園の実質の実行部隊、「CIRSのインターン」のようなものとして働く子たち、SORDと呼ばれる組織にいるのがメインキャラの女の子4人ですね。
シューターなのに実は殴り合いの方がブレーキがきかない͡子だったり、スナイパーでザ・ジャパニーズ・トラディショナル・ツンデレツインテールな子だったり、
ロシアン・ニンジャとかいうよくわからない肩書の観てるだけで気が抜けそうな女の子だったり、爆弾作ったりする工作員ですががなんかたまによくわからないノリに走ってネタをかますクラスのオカンみたいな存在の子などがいます。
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まあ色々と固有名詞がボコボコ出てきてしまったが、要するにグリザイアPTはそんな女の子たちが中心となって、ときには新任教師を助けたり、ときには訳アリ政府要人の「移送」の手助けをしたり、そういった任務をしていく中でキャラたちの過去であったり新しい出会いが見れる連作ビジュアルノベルです。

はじめての「グリザイア」シリーズとして

ぶっちゃけ筆者の私はグリザイアのシリーズはこれが初めてだったりするのですが、ぶっちゃけなにもシリーズやってなくてもな~んにも問題ないです。
ただ電撃がレビューを書いていたのですが、それを見る限りではシリーズ知ってる人ならあーこれは!という要素はあるらしい。
あと、個人の感想とかを見て回った限りでは、このシリーズは所謂「説教」が少なからずあるらしいのですが、PTでも結構あります。
世の事で痛快な皮肉もちょくちょく飛び交ったりするのですが、これも作風なんですかね。ここら辺は良かったりうーん?と思ったりするところが場面によりますが、あったりしますね。
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とにもかくにも、シリーズ全体として見て、という評価は私は下せませんが、少なくともシリーズやってないけどこれから入って大丈夫なの?という問いに対しては間違いなくYESと返答できます。

良くも悪くも気になる軽さ

メインキャラの女の子たちも含め、美浜学園に関連する人たちははっきり言って世間一般と比較すると「異常」の部類に入ってしまう。しかしながら任務中でない普段の学校生活――、学生だったり教員だったりするときではそれらしい生活を送ろうとしている。
そういう普通と異常の境界線がわからなくなる設定ゆえなのか、普段の学園の会話でも戦闘中でもノリが軽い!
なんだよルイボス茶て。いやルイボス茶がなんだかはわかるよ!そういうことじゃないから!ってなんでそこでハンセンなんだよ!と色々突っ込みたくなるわけで。
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でもまあかといってじゃあシリアスな場面ぶち壊しだらけってわけでもないのでさほど問題ではないかと。
なんだかんだメリハリはついてるっちゃついてるし台詞回しも格好いいところもあります。たまに変なエンジンがかかってそうなったのだろうというところが散見される感じでしょうか。
学園生活の中の軽いノリじゃある意味クリス、金髪の子がたまにとんでもないぶっ飛び方します。プレイヤーにだけわかるぶっ飛び方みたいな。あといつも見てて和むのはムラサキっていうピンク髪な子です。
あの喋り方はなんか…中毒性がある。気怠そうな感じがかわいい。
これ書きながら「あの軽いノリって大体ハルトが原因では…?」と思い始めてます。ハルトってのはまあ女の子達を統率する指揮官みたいなキャラですね。彼はそこまで強くない設定でもいい気はしてます。というか彼強すぎない?あとなんかチャラい。
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異常の中に混じった普通

そんな異常がことが正常でなにが異常かわからなくなる美浜学園ですが、最初のお話で新任の有坂という先生がやってきます。
彼女についてはまだ語られていない部分も多いので何とも言えないですが、美浜学園は「訳アリ」な人がくる組織です。
当然彼女も「訳アリ」なのですが、銃器のことなんてチンプンカンプンですし犯罪に手を染めたりもしてない一般人です。
だからこそプレイヤーとしては、ボイスのなく一見して主人公に見えるハルトより、有坂先生の方が感情移入しやすかったりします。
というか巻数進むごとに彼女の株は上がりっぱなしです。詳しくはやってほしいのですが、「殺し屋組織」の中にいて普通の教科を教える身なこともあり
SORD…女の子たちの境遇を理解しようと努力します。しかし、任務や彼女たちのやっていることに対し深入りはしないです。
1巻では散々な目にあって有坂先生は彼女たちのお世話になるのですが…基本的に足を引っ張ることはしないため、意外とストレスフリーなキャラであると分かるとすごく好きになれました。
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海外演習で連れてきたニワトリたちをこの後どうするかもわからず、名前を付けない方がいいってトーカに言われたのに名前をつけて世話しちゃう有坂先生かわいいよ!

最後に

なんだかんだ面白いお話だと思います。
「ここから先どうお話が着地するのか」はまだまだ見えてこないですが、これからも買っていくのに躊躇することはなさそうです。
アニメ化の話もあって、これからもそこそこ退屈はしないコンテンツとなっていきそうです。
自分もファンディングしたいんだけど、kickstarter以外でこういうの新たに登録するのめんどい…みたいな気持ちも無きにしも非ず。というか国内のものもkickstarterでやればいいのに。
聞いた話によると口座開設関連でそこらへんが少々面倒だとかなんとか聞きましたがそういった面やら英語に対するキッカー/バッカーの抵抗感みたいなものもあるんでしょうね。難しいところです。
話が横道にそれてしまいましたが、ライトにつまむ感じでたしなむノベルゲームがやりたいなら、割と手に取ってもいいんじゃないかな~とは思いました。
こんな感じで終わりたいと思います。
ではでは。
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